轟 理江さん
私には好きな中国の古い言葉があります。「活到老学到老」、日本語に訳すと「生きている限り、学び続ける」となります。人間は努力すれば、たくさんのチャンスをつかむことができます。皆さん私と一緒に頑張りましょう!
私は相談員として約14年間勤めてきました。今まで学んできた知識と経験を活かして、長野県の外国籍の方々のために精一杯努めたいと思います。皆さん一人で悩まず、お気軽にご相談ください、お待ちしております。
名前 | 轟 理江 |
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滞在年数 | 22年 |
出身国 | 中華人民共和国 面積:約960万平方キロメートル(日本の約26倍) 人口:約14億人、世界一人口が多い 首都:北京 民族:多民族国家で、漢民族92%及び55の少数民族8% 言語:中国語(漢語) 公用語は「普通話(プゥトンホア)」、そのほか北京語、上海語、広東語など都市ごとに方言があります 通貨:人民元 現在スマホ決済が主流 時差:日本とはマイナス1時間 教育:中学校まで義務教育、6・3・3制 世界遺産:55か所 万里の長城、兵馬俑、莫高窟、九寨溝、黄龍など12か所に行ったことがあります。 |
趣味 | 料理、旅行 得意な料理は肉まん、水餃子 |
私の好きな長野県 | 食べ物:そば、天ぷら、渋抜きの柿、りんご、奈良漬 場所:善光寺、戸隠、雷滝(高山村) |
私の好きな日本語 | 郷に入っては郷に従え 石の上にも三年 |
プロフィール | 私は中国で生まれ、平成9年に来日しました。 中国に居た時から日本の着物に憧れていました。でも日本に来てから大好きな着物を着たのは自分や親戚の結婚式と七五三の数回だけです。 長野市は、高い建物はあまりないけれど、自然が豊かな静かで綺麗な町という印象を持ちました。私は善光寺と戸隠が大好きで、中国から来た人をよく案内しました。また長野はお茶を飲む時、漬物を食べる習慣に驚きました。 日本はとても住みやすい国で、市民生活を送る上で必要な書類は全て市役所で揃うので、とても便利です。特に感心したのは、長野県諸機関では全てハローワークを通じて、嘱託職員の募集を行っていることです。一般市民の誰もが応募でき、とても公平です。それのおかげで、私は長野福祉事務所で約9年間勤めました。相談員として、中国帰国者から就職、介護、生活保護等いろいろな相談を受け、各関係機関と連携して困った人達を支援しました。この仕事を通して福祉制度の知識や、人との接し方を学びました。 また介護職員初任者研修を受けて、資格を取りました。日本は高齢化社会になってきたので、介護人材が不足しています。いつかこの資格が活かせるのではないかと思っています。 その後、長野県国際化協会で多文化共生くらしのサポーターとして、ビザ申請、年金、帰化、結婚、離婚手続きなどさまざまな生活相談を対応し、また小中学校で国際交流活動も行いました。 いろいろな人と触れ合うことができて、とても充実した毎日を過ごしています。 |